恐羅漢フリースタイル


宮重(直)

 2月4~5日    (係)吉岡、大前
参加者 赤井、宮重(直)


 4日(土)

 10時、赤井号に牡蠣鍋の材料をた~っぷり積み込んで出発。小屋ではすでに大前さんが到着され小屋進入路の雪かきに取り掛かっておられる。この雪で小屋の入り口までに5段の雪の階段。ざっと雪の量を想像してみてくださいな。
今日は大人数なので大広間に会場づくり、一段落したらそれぞれ嗜好品を飲みながら一息。明るいうちの一杯はナント格別(^0_0^)。
さて、日が暮れるころN津山岳会さん15名が到着。今晩のメイン、牡蠣鍋の準備に取り掛かる。絶品の地御前の牡蠣を惜しげもなく投入して出来上がり。そもそも、この牡蠣、10月の三倉の約束らしいんですね、律儀な吉岡さんのおかげで我々も豪華鍋にありつけたって訳。
三倉の時は、それぞれにキャンプしたのですが、今回は一つ屋根の下??N津さんはとってもよくまとまって行動されている。それぞれが多くの山行をこなし、会としての山行も数多くこなすと、こんなにまとまってくるのかなぁ、と感じた。

 さて、宴は盛り上がり、山の話に、山の歌に、誰はばかることなく続き、程よいころあいで宴会場を寝床に模様替えして、ストーブの間で二次会突入。花や渓をこよなく愛する大前さんは大サービスで講話モード。早々に退散した我々には、隣の部屋から響いてくる楽しそうな話し声は子守唄のようだった。


 5日(日)

 N津山岳会は7時出発とのことで、我々が起きだすころには身支度を整え、出発体勢であった。昨日の鍋の残りも台所もきれいに片づけられ、おにぎりまで置いてあり、「お母さん、ありがとう、いただきます!!」

 1時間後、赤井、宮重は今季初のフリートレックで出発。吉岡さんは文明の力を使って後から追いかける。さあ、1年ぶりのフリートレック、しかし最近は物忘れが激しくて、しかも年に1~2回となれば、毎回使い方がわからなくなる。今回も一旦、投げ出そうとしたところ赤井姫の声でようやく要領をつかむ。急傾斜にてこずっているところ、下ってくるN津御一行とご対面。もう一度お見送りしてから緩斜面に入ったところで吉岡さんと合流。「もう行ってきた」と嫌がる吉岡さんに無理やり恐羅漢頂上まで同行してもらい、今季初の滑降開始!ビビり、ビビりながら・・・。すぐに国際スキー場に下りてここからスキー場を滑る。ななめ、斜めに渡り歩いて、小屋に到着。少しくつろいでから小屋を閉めて解散した。

 天気にも雪にも恵まれ、楽しいばかりの冬の恐羅漢でした。そして、「いい小屋ですね。」とたくさん褒めてもらいました。

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