広島県・最低峰(茶臼山)と最高峰(恐羅漢山)


吉岡 好英

2008年9月6日
 広島県最高峰と言えば恐羅漢山(1346m)ですが、最低峰を聞かれて答えられる方は少ないと思います。最低峰は江田島市にある茶臼山(11m)です。この山は日本でも低いほうから5番目。この二つの山を登るために登山隊?を結成し、隊員の募集をする。前日、恒さんに電話を入れて、都合を聞くと参加すると返事。6日午前7時、待ち合わせ場所の地御前港へ行き、船の準備をして待つ。7時8分出港。空は曇っているが、広島湾は風もなく穏やかな様相を見せている。約50後、船は沖野島の周寄鼻を回ると、それらしき山(島)が見えてくる。心配していた潮位も低く、陸続きとなっている。さっそく船を下りて陸側に向かう。たぶん潮位160cm以下なら歩いて渡ることができるだろう。ピークが三つある。GPSをセットし、一番南側のピークを目指して、柔らかな砂を踏みしめながら歩く。南峰と中峰の鞍部から登りはじめる。砂岩が風化しており滑りやすいので慎重になる。頂上に三角点があるものと期待していたが、それらしきものは何もない。北峰への縦走を開始。いったん鞍部に下りて、中峰への登りはもろい砂岩を崩さないようにしながら登攀開始。触れば崩れるのでヒヤヒヤものである。何とか無事に上りきり、中峰へと上がることができた。恒さんは安全対策で北峰から上がってくる。中峰から北峰へは滑りやすい尾根?を歩いていく。北峰にも三角点や山名など書かれたものもない。北側には踏まれたような跡がついており、ここから下り茶臼山の縦走を終える。
コースタイム
地御前港(7:08)—-(8:00)茶臼山下—-陸地(8:04)—-(8:10)茶臼山南峰(8:15)—-(8:20)中峰—-(8:21)茶臼山北峰(8:24)—-乗船(8:26)—-(9:15)地御前港

次の目的地は恐羅漢山だ。Nさんを誘って一足先に忘れ物を取りに帰った恒さん宅へと車を走らせる。牛小屋高原ヒュッテ前の駐車場には数台が駐車している。恐羅漢山に登っているのだろう。登山靴には履き替え夏焼け峠へ向かう。今にも雨が降り出しそうなので急ぎ足となる。目標は駐車場から恐羅漢山まで1時間の予定。稜線に上がると恐羅漢山はガスの中に隠れている。休むことなく歩き、頂上着は65分後だった。頂上手前では多く尾登山者が下っていく。何とか雨は降りそうにないので、昼食とする。食後はタテヤマ尾根経由で駐車場へと返る。頂上手前で会った登山者が下りて来た。
コースタイム
駐車場(11:45)—-(12:05)夏焼峠—-(12:50)恐羅漢山(13:20)—-(13:45)駐車場

以前から広島県最低峰・茶臼山に行ってみたいと思っていたが、どうせやるなら最低峰と最高峰を同日に登ってやろうと、今回の計画を立てました。
今からいったん帰り、Iさん宅へ。今夜は毛ガニを食うぞ~。
深夜から明日(7日)の例会:奥匹見峡(三の谷)参加のため移動。深入山西登山口の休憩所で寝る。

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