山スキー・恩原三国山


吉岡 好英

3月11日
参加者:大前、小泓、溝手、竹本、(会員外:新山、吉岡、瀬川、田中、柳原)

昨年、3月末に行ったときは雪が多く、車はバス回転場まで。次週は岩井滝駐車場まではいることが出来た。
希望者を募ったところ、当会の他に三原山の会、JAC会員など総勢10名となる。中国自動車道・美作追分PAでテントを張って宿泊。
今年は時期が早く、問い合わせの返事の通り、バス回転場まで。1名はスノーシューでの参加。9名はシールをセットして、いきなり1m近い積雪の林道を歩く。岩井滝駐車場まで40分を要するが仕方ない。林道中間付近の橋の上には、まだ2m近い雪がある。P.1192への尾根取り付きで小休止。ここから急登となる。15分くらいで尾根に出る。今日は風が強く、また時々雪も降ってくる。小さなアップダウンを繰り返し広い斜面を登り切るとP.1192だ。風が強く寒いので、先に進む。恒さんはここでギラガ山まで行くという柳原さんを待つ。稜線は容赦なく強風が吹き、木々は花が咲いたように雪が付いている。時々、視界不良になるが3回目となるし、GPSという力強い味方がいるので心強い。柳原さんは恒さんが待つP.1192へと引き返す。三国山は鞍部を越えて、少し登れば頂上だ。頂上は広く、ここも風があるので、少し下がった辺りで昼食と滑降準備にかかる。シールを外して広大な斜面をP.1200との鞍部まで滑り降りる。それぞれが気持ちよさそうにシュプールを描く。鞍部から板を担いでP.1200へ。ここ頂上?も広く、昨年は第3尾根を滑ったので、今回は第1尾根のコースを取ることにする。しばらくは緩い斜面だが、次第に急斜面となる。キツいところは40度を超えているだろう。潅木帯を抜けると、やがて林道へ出る。皆が揃うのを待って、林道を滑るとすぐに今朝、尾根に取り付いた場所に到着。さらに林道をノンビリ滑って、出発地のバス回転場へ返る。恒さんたちもちょうど返ったところであった。
ここ三国山は鳥取県側からなら北峰に登山道があるようだが、岡山県側には無いらしい。山スキーも良いが積雪期なら歩いても良い山なので、ぜひ計画を立てて行って欲しい。来年は厳冬期に行きたいものだ。

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