天応


三谷

月日:8月2日(日)
参加者:吉村(光)、松林、吉村(太)

<行動記録>
夏合宿直前のトレーニングである。
連日、高温注意情報が出される中、暑さを避けて7時に集合したのだが、すでにまとわりつくような熱気である。近年の夏は、クライミングはもちろんのこと、近郊の山に入ること自体危険を感じる。少し動いただけで、体中すべての水分が放出する勢いで汗をかく。
ナメラでは、すでに1パーティーが先行されていた。こちらも実践トレーニング、剱岳の岩に登るらしい。
ウォームアップどころかすでにヒートアップしているが、まずは荷物を背負ってナメラを2ピッチほどツルベで登る。滝谷を想定したパーティー編成で登る。足に重心を置かないと、腕の力だけでは体が上がらない。簡単なピッチにもかかわらずぎこちなく、時間がかかってしまった。
次は北尾根を想定して、銀座尾根を登山靴で登る。細かいスタンスを登山靴のつま先で登る感覚も重要である。2ピッチほどロープをFIXして登り、側壁(古いボルトのある人工のピッチ)を懸垂下降で下りた。
11時を過ぎると、早くも太陽の光がじりじりと照りつけてきたので、午前中で本日のトレーニングを終了した。不安を感じた三人は、翌週最終のトレーニングを実施した。