天上山 煤井谷


小此木

2004年9月10日夜~12日
<メンバー>大前、吉村、安藤、赤井、山本(文)、小此木

肌寒い雨の中、山本(文)さんと天上山登山口にある今夜の宿泊地の社に向かう。
バイパスが混んでいたので裏道を通って行ったら8時半になってしまった。先着の大前さんと吉村さんは炭を熾し焼き肉を食べていた、後着の赤井さんが9時半すぎに加わり宴が盛り上がる。
台風18号の影響で山頂下の林道は土石流で車が通れないし、沢には倒木が多いのは下見に来て確認しておいたが、今日の雨で余計水かさが増して、取り付きの沢はごうごうと鳴っている。久々に沢に登るという山本さんは、こんな天気では明日は中止になるのではと心配していたので、たぶん中止かもねと行っておいた。実際、この位の雨で中止にするメンバーではないのだが
翌朝7時頃起床し、車を1台頂上近くの行けるところまで回送して、朝食を食べ出発の準備をしているところに、安藤さんが来られ9時半頃、いよいよ沢に取り付くが水量は多いがたいして問題もなく遡行していく、通常は何でもない滝をシャワークライムで越えていく、ほとんどフリーで登っていくと釜のある滝がおもしろそうなので、先に巻いてザイルを出して登りたい人には登ってもらうと、吉村さんは何気なく登っていたのに、赤井さんは釜から滝の取り付きが難しく、必死になって顔色が変わっていた。
後はたいした滝もなく、きれいなナメを通り、藪こぎもなく11時半に林道に出た。
車を置いてある所まで行き登攀用具を外し、まだ時間も早いので山頂へ向かうが土石流でつぶれたドロドロの林道の所に仮設トイレが倒れていて、何ともいえぬ臭いが漂っている、沢の中は暑くもなく、寒くもなく、快適だったのに尾根道はとても暑い、途中風通しの良いところで一息とると、大木が倒れていた、台風のすごさを感じる。45分ほどで山頂につき昼食にする。
下りは10分ほどで林道に出て、臭い漂う土石流の所を渡り車の置いてある所に戻り、横の沢で靴を洗い取り付きの社に向かう。
ここで今回の山行は終了、帰りに湯の山温泉に立ち寄ったら休業だったので、そのまま帰路につく。
皆さま、お疲れさまでした。暑いときは沢がいいですね、また行きましょう。

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