大山 駒鳥小屋周辺キノコ狩り&登山道整備


吉村

2020年10月24日(土)~25日(日) 係:吉村

参加者:安藤、三谷、神庭、上田、西村

朝晩は冷え込むようになり、標高の高い所では秋の紅葉が始まっているだろう。スポーツの秋、食欲の秋など、秋の表現はもろもろあるが、係にとって秋といったらキノコである。秋は菌糸がキノコ形状に成長するのに温度・湿度・水分等の条件が適している。秋にキノコ形状になる菌種が多いため「キノコは秋」というイメージが一般的である。(菌の種類によって適している条件が異なるが、食用キノコは概ね秋にキノコ形状になるものが多い)そんなキノコの生態観察と、見ごたえのありそうな紅葉、そして道迷いが発生している振子沢付近の道しるべ(赤テープ)を整備するために大山を企画した。

<行動記録>

(10月24日)

7:00広島班は大町駅に集合し大山へ向かう。11:20健康の森入口で神庭さんと合流、装備を整えて鳥越峠へ向かう。早速、枯れた大木一面にビッチリ成長したツキヨタケが目に入る。

ツキヨタケ、月夜に光るらしい

13:10鳥越峠到着、三谷さんの要望で鳥越峠⇄キリン峠へピストンを入れる。その道中にはブナ好き安藤さんお勧めのブナハリタケや、ムキタケが成長していた。

ブナハリタケ、食感が雑巾みたいだとの噂もある(笑)
先端から何やら怪しい煙を噴射、ホコリダケ

14:10鳥越峠まで戻り、急斜面を下りていく。キノコ入門本では見ぬけないキノコ軍があちこちに成長していた。

軸の細長い黒いキノコ、食べれる?

綺麗に整備した後の工事資材をヘリコプターで搬出するためのステージであった。モノレール機材も梱包してあることから、ヘリ用ステージからモノレールを使って小屋の整備工事をしたと想像される。

駒鳥小屋整備のためのヘリ用ステージ
綺麗になった駒鳥小屋の内部

15:40ビバーク適地を探し本日の寝床を確保、宴の準備をする。

今夜は各自持参の焼き物一品が酒のつまみとなる。岡山の実家で採ってきた松茸をニヤニヤしながら調理する上田を筆頭に、吉村さん特製味付けの豚ミミ、三谷さん特製野菜炒め、神庭さん持参のシシ肉は塩コショウでシンプルに、安藤さんお約束の塩サバ&鶏肉は豪快に、西村は厚切りハムを炙って・・・すべて美味しくいただいた。

事前にキノコ狩りしてきた上田のキノコ

(10月25日)

6:30起床、朝食を食べ、8:00明るくなったところで振子沢へ向けての登山道整備へ出発。

このルートは、1本道ではあるが分かりにくい場所がところどころあり、「テープがあると人は安心する」と安藤さんがアルバイト中に密かに内職した赤い布を目立つように整備していく。振子沢の分かれは、迷いやすい場所であり、注意しないと直進して違う方向へ進んでしまうことが多いそう。右の稜線へ上がるように促す道しるべを整備できた。

安藤さん手作りの赤テープ

11:40振子沢から象ヶ鼻途中まで上がると、今年の2月に雪の中を歩いた東尾根や、烏ヶ山、槍ヶ峰が良く見える。大山はキリン峠や振子山周辺から見るのがお勧めだと山岳カメラマンが言っていたと安藤さんが説明してくれた。そう言われてみるとカメラを持った登山客が多いことも頷ける。

紅葉する振子山
東尾根、槍ヶ峰を望む
烏ヶ山を望む

13:00紅葉狩りも堪能し、振子沢、駒鳥小屋を後にする。

<コースタイム>

(10月24日)

7:00 大町駅 → 11:20 健康の森入口発→ 13:10 鳥越峠 → 13:50 キリン峠→ 10:25 鳥越峠 → 15:20駒鳥小屋 → 15:40 ビバーク地

(10月25日)

6:30 起床 → 8:00 ビバーク地発→ 11:40 象ヶ鼻・振子山分かれ → 13:00 ビバーク地→ 14:15 鳥越峠 → 15:25健康の森入口着、解散

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