吉和冠山読図山行


横山

月日:2017年5 月28 日(日) (係)横山
参加者:三谷、島本、阿部(入会心得)
<行動記録>
月1 回の日帰り藪山例会である。
今回は、この冬の読図例会で、踏査が中途で終った吉和冠山の魚切林道である。
8:43。スタートはもちろん汐原温泉からのノーマルルートである。本格的踏査の開始は、汐谷を詰めた登山道が魚切林道と交差する高度910m 地点からである。もちろん、目的地は冠山頂上であるが、この林道は、マップ1/25000 には明示されていないのだ。
要するにこの林道を地図に反映させるのが今回の第一目標である。
ほぼ水平に敷設された砂利林道を地図上にプロットして順調に進み始めたのだが、歩行距離で約500m も進んだ辺りから、極めて複雑な地形の中に入り込み、係はいつの間にか頭が整理できなくなってしまった。(このような場合のお守りはちゃんと用意して
ありGPS の画面を確認する。)
手持ちのマップラインと比較し、カーソルは大きく外れていることに愕然とする係であった。(恥かしい・・・。)
さらに林道を進むのだが、冠山頂上を背にするような方向へ我々はどんどん進んでいる。分かれ道など一か所もなくさらに進むと、R488 に沿った中津谷川方面に降り立つことができた。その場所は、太田川源流である小川谷の側道だった。
さらにこの林道を遡上していくと最終的に太田川源流の碑にたどり着けるのだ。
長いダラダラ林道を歩き終え、藪道から見覚えのある平原を経由し、冠山頂上に到着したのは13:37 であった。


下山路は、ノーマルルートをトレースし、踏査起点の林道を経由し、15:16 駐車場に帰り着く。
今回は、ビギナーの阿部さんが参加されるも、遅れることなく、終始順調に歩かれた。また、島本さんは、自ら水を背負い歩荷訓練を堪能された。充実の日帰り例会であった。
<コースタイム>
タイヤ工場奥の駐車地8:43-登山道と魚切林道の交差点9:34。
魚切林道終点から小川林道へ11:12-奥出合橋11:41-馬立橋12:09。
小川林道終点12:37-太田川源流の碑別れ13:21。
13:37 冠山山頂。登山道と魚切林道の交差点14:37。駐車地15:16。