初めての莇ヶ岳


吉岡 好英

2019年7月7日

参加者:亀井、会員外(出羽)

一昨日、大神ヶ岳に行ったとき、「明後日(7日)はどうする?」とオジサン(亀井会長)。「莇ヶ岳に行ったことがない」と言うと「それでは莇岳に行こう」と即決まり。

今回は近くのオバサンも誘ってみると、LINEに「行く」と書き込みがあったので7時過ぎ、迎えに行き亀井宅に向かう。大野ICから高速自動車道に入り徳山東ICまで走り、さらにR.315を北上して、莇ヶ岳登山口に向かう。出来るだけ同じ登山道を歩きたくないので、一般的な石鎚神社から莇岳を目指すコースは避けて、屋敷川ルートから弟見山への登山道を選ぶ。屋敷川沿いの林道は狭く、やっと通れる程度の幅しかない。今日は日曜日なので先行者がいるのでは?と思いながら「駐車地」と書かれた板がぶら下がっている場所に着いた。車はなく、誰もいない。支度をして草で覆われた林道を進むと、すぐに林道上の草はなくなってきた。林道は荒れており崩れたところや沢で水が流れていたりして車は走れない。かなり上部まで林道となっていたが、登山道になると急坂となり、ロープが張られている。ロープを掴みながら登っていくと縦走路稜線に出た。右に行くと莇ヶ岳だが、先に弟見山へ向かう。縦走路はヒンヤリして気持ちいい。アップダウンを繰り返して開けた場所に着いた。弟見山手前の展望地でこれから向かう莇ヶ岳への尾根がよく見える。弟見山へ行き、写真を撮り展望地へ引き返して休憩。ドローンを出してセットすると機嫌良く飛んでくれた。上空から動画を撮っていると登山者が一名来る。莇ヶ岳から縦走してきた、と言っていた。小休止を終え、莇ヶ岳へ縦走開始。急坂は滑らないよう注意しながら下りていき登ってきた屋敷林道分岐に着く。休む間もなく直進して縦走路を歩く。陽射しはほとんど無いので新緑の下、気持ちよく歩くことができ、弟見山へ向かうグループとすれ違う。アップダウンを繰り返しながら進んで行くと「R.315屋敷林道」の看板が立木にぶら下がっている。ここから20分程度で莇ヶ岳に到着。頂上には避難小屋があり、その前で周南愛山会の皆さん?がテーブルを囲んで宴会中であった。その先10mくらいが莇ヶ岳頂上だ。ステンレス製の小さな祠がある。陽射しが出てくると暑いので、ちょっと遅い昼食は木陰で。周辺はロープが張られており、ササユリが数輪咲いている。その間を抜けるようにある石鎚神社からの鎖場のある登山道を数名の登山者が登ってきた。ほとんどの登山者はこのルートが一般的なのだろう。遠くの山々が見えるが、この辺りの山はほとんど来ることがないので山名は分からない。しばらくノンビリして下山開始。弟見山への縦走路を少し引き返して「R.315屋敷林道」の小さな案内板があるところから左折して尾根に入る。しばらくは緩い登山道だったが、次第に急坂となりロープが張られた場所もある。下るにつれ、さらに急坂となる。ロープを掴みながら下っていくと、小さな谷に出た。沢水の中に入り、登山靴の泥を落として屋敷林道の駐車地に帰りました。

コースタイム

廿日市(7:15)——(8:40)屋敷林道・弟見山登山口(9:05)~(10:30)縦走路分岐~(10:53)弟見山~(11:00)展望地(11:28)~(12:22)R.315分岐~(12:40)莇ヶ岳(13:35)~(13:50)R.315分岐~(14;35)弟見山登山口—–(16:40)廿日市

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