個人山行:三倉岳クライミング・ブドウゴヤ谷沢登り


2020年5月23日(土)~5月24日(日) (記)上田

参加者:上田(大)、吉村、西村、田中(剛)、堀田、安藤ほか

先週の猫山の帰りに「来週、例会中止となったが、三倉でも行くか?」との吉村さんからのお誘いに対し「一桁エリアのリベンジ」「潮干狩り」「沢登り」など好き勝手に希望を言う40代新人達。・・・と言うことで三倉岳を軸に各人の希望に沿うソーシャルディスタンスを確保した個人的山行を計画した。

<行動記録>5月23日(土) 朝9時に三倉岳下の駐車場に集合。一桁エリアまでBコースを登り、安藤さんのグループはハイクのため途中で別れた。一桁エリアは5.6~5.9くらいのルートが4、5本あるエリアで、4月上旬にチャレンジして、一番右側のルートの終了点直前だけががどうしても登れなくて宿題になっていたエリアである。

左から2番目のルートを登る堀田、左への移動が核心

各自、右側以外のルートでアップと練習を行い、田中さんが右側のルートに1ヶ月ぶりに挑戦する。しかし、登れな~い。「トップロープ(TR)にできそうにないし、駄目じゃん」と話していると、吉村さんが「わしがやる」とリードで登って行った。

吉村65歳、登りま~す。

さすがの吉村さんも何回か墜落したが、とうとう左上に手掛かりがあるのを発見した。 最終的にリードで登り切ったのは65歳でした!おおお~、歓喜が上がった。 で、TRになったので、各自右側のルートを触ってみる。なるほど、クラックに足を入れて、左上のガバを取るんですね・・・。宿題終了~。 田中さんは相当攻めたせいか、20年以上履いているクライミングシューズのソールは大穴が開いてしまった。さよなら、レガシー。

最後は門前払い(5.7)でカムの練習をして、納得の下山です。

門前払いをリードする田中

5月24日(日) 5時起床。朝食を済ませ、安藤チームは十方山のハイクへ、吉村さんは田植えの準備へ、カチこチームは三倉の兵隊クラックへ、残りのメンバーはブドウゴヤ谷の沢登へそれぞれ散って行った。我々は本日15時から潮干狩りなので、それに見合った沢とする必要がありブドウゴヤ谷を選択した。 7:40中津川の出合橋まで行くとゲートがあり、ここからは歩きとなるようだ。 30分ほど歩くと入渓ポイントに到着。準備をしていると後ろから車がやって来た。「ゲート開けられるんだ?」と思っていると向こうから声を掛けてきた。八幡先生ご夫妻でした(笑)。  役場に行けばゲートの鍵を貸してくれるとのことだった。

苔むした感じが綺麗な沢

8:30入渓。最初は「冷た~」と思っていたが、進むにつれて身体も温まり足の冷たさは気にならなくなってきた。しかし、泳ぐにはまだ早い水温であった。

ソーシャルディスタンス確保

快調に進みF1~F4を通過する。この沢の核心はF5だと思われる。少し滑る滝であるが、右上にガバを発見すれば登れる。

F5を登る田中
なぜかドヤ顔の田中

F7を越えたあたりでリミットの11:00となったため、ここで遡行終了とした。

林道へ上がり遡行終了

入渓地点まで約30分、そこから車止めまで約30分の道のりを歩き、濡れた衣服を着替えたのち、地御前に潮干狩りへ向かう。 ハードなスケジュールであったが、今週もいろいろと新しい発見のあった週末であった。

岸辺の岩に咲くキシツツジ
ブドウゴヤ谷遡行ルート

<コースタイム> 5/24 7:40中津川出合橋 → 8:30入渓ポイント → 11:00出渓、林道歩き → 12:10出合橋着

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