個人山行・由布岳


吉岡 好英

2015年10月11日
 10日11時前に廿日市を出発。中津のスーパーで買い出し後、近くの「鶏のから揚げ・森本」で唐揚げを購入。さらに宇佐の「からあげ太閤」でも購入して食べ比べ。今夜はキャンプ場でテントを張って寝る、と決めてテント2張り分を支払う。テン場を聞いて、そちらに向かうが屋根のある場所を見つけると、いつものようにテントは張らないと決め、さっそく夕食とする。
11日6時前に登山口の湯布院へ向かう。到着前からフロントガラスに小さな雨粒が。登山口へ到着した頃から雨が降り出した。今日の天気は「曇のち晴れ」なのでしばらく様子を見ることにして待機していると、JAC広島のメンバーがやって来た。彼らは雨の中を出発。9時前になると雨は止んでガスも少しは晴れたようだ。念のため雨具を着けて出発。ススキの中をノンビリ歩いていく。日向観察道分岐でパーティーを二つに分ける。Aパーティーは時計回りで、Bパーティーは反時計回りで行動する。目的はアマチュア無線の資格を取った二人に無線交信の練習をしてもらうため。Aパーティーの3名は合野越分岐で小休止してジグザグの登山道を登って行く。上部はガスって風もあるが雨は落ちてこない。時々、Bパーティーと交信して様子を聞くと林の中をうろうろしていると言っている。日向観察道は分かりにくいそうだ。ジグザグの登山道を登っていると、時々ガスの間から湯布院が見える。登山道を登り切ると火口稜線・マタエに到着。多くの登山者が休んでいる。ここから主峰の西峰、東峰共に15分の行程。我々3人は西峰への岩稜に取付く。久しぶりに岩の感触を楽しむが、いたるところに鎖やロープが張られており緊張感はない。頂上で写真を撮って下山開始。少し下って無線交信するとBパーティーは東峰頂上らしい。「手を振って」と言うと手を振る二人が確認できた。マタエ上部で再会。マタエから東峰へ登り、Bパーティーが西峰への岩稜を登っているのが見える。東峰からの下りは急傾斜でロープや鎖を伝って下るところが多い。空はすっかり晴れてきた。日向山・東登山口分岐から観察道へ入る。ところどころ・・?と登山道を探す。日向観察道分岐に着くと、Bパーティーの二人が待っていた。ススキの原をノンビリ下り登山口へ返る。6時間の行程であったが面白い山であった。別府で温泉で汗を流した後、帰路につく。
<コースタイム>
正面登山口(8:58)~(9:10)日向観察道分岐~(9:35)合野越分岐(9:45)~(11:15)マタエ~(11:47)西峰(11:55)~(12:22)マタエ~(12:38)東峰~(14:02)東登山口・日向山分岐~(15:00)正面登山口