二つの日本一の山 


吉岡 好英

富士宮口登山道5合目(5:30)—頂上浅間奥宮(9:00)—(9:10)剣が峰(9:30)—(火口一周)—浅間奥宮(10:30)—(12:10)新5合目登山口
全行程:13.2km 

 8月5日昼過ぎ、葉山の友人を訪問ついでに、富士登山を思いつき14時過ぎ、車で出発。装備はいつもの日曜日の日帰り登山用だけでいい。大阪付近を走っている時、ふと思いついたことがある。それは日本一高い富士山に登るのだから、帰りには大阪で日本一低い天保山に登ってやろうと。名神・多賀SAで夕食と給油のため寄っただけで、東名・富士川SAに23時頃、到着。葉山を先にしようかと迷うが、2時頃空を見ると星が見えたので、とりあえず富士宮口登山道5合目まで行ってみることにして、3時頃まで横になる。富士ICで下りて、有料道路経由で富士山スカイライン新5合目まで、途中のコンビニで買出しをして行く。有料道路を走る頃は富士山のシルエットがハッキリ見えており、また8合目と9合目あたりの山小屋の灯も見える。このとき感じたことは富士山が妙に小さく、また低く見えた。高度が上がるにつれガスがかかっており心配したが、標高2000mあたりでいきなり視界が開けた。新5合目への道は8月7日から16日まではマイカー規制で自家用車は入れないと書いてある。今日は8月6日、ラッキーだった。5時10分、駐車場着。何とか上のほうに駐車できた。いつものザックにお茶とパンだけを入れ、ザックの中にあるはずの漢方68を探すがない。4日に整形外科で腰が痛いのを診てもらったついでに貰ったばかりなのに・・・。仕方なく不安を抱えて出発とする。すでにあたりは明るく、老若男女多くの登山者が頂上を目指している。さすがに一睡もしていない身体はきつく足が重い。服装は半そでシャツ一枚にベストを羽織ったが、暑いので7合目で脱ぐ。一時間も歩くと自分のペースを取り戻し、登山者を追い越しながら歩く。結局頂上まで休んだのはベストを脱ぐ間だけだった。9時ジャストに到着。このまま下山では早すぎるので、剣が峰で腹ごしらえ。下界は雲海がきれいだ。山頂火口をのんびりと一周して、10時30分上ってきた道へと下り始める。しばらく下っていると登ってきた若い女子が、先ほど会った人だと声をかけてくる。覚えはないがどうも話の様子では、7合目あたりで見かけたらしい。(男前?だとチラッと見ただけでも覚えているのだろうか?)
さらに8合目あたりで、犬を連れた男性が上がっている。この方は5合目を出発した直後に追い越したのを覚えている。下りは1時間で下りてやろうと無謀な挑戦をして走るようにして下りたが、7合5勺あたりでバカなことだとあきらめる。昼までには何とかしようとガンバルが、所要時間は1時間40分かかった。若い外国人二人と抜きつ抜かれつ下りたが、彼らは7合目で「tired」と言って座り込んでしまった。剣が峰を出発して、歩き通しで下りたが、昼を10分過ぎていました。
帰りに天保山と思いつつ車を走らせるが、天保山への阪神自動車がよく分からず諦める。海遊館の傍だが。

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