三瓶山報告


中島 聡

3/17(土)夜~3/188(日) 係 中島
参加者 安藤 池野 沖本 神庭 高田 宮重(直) 横山
<行動記録>
安藤さんを除く広島組は土曜の夕方横川集合として、神庭君とは土曜夜現地、安藤さんは三次の実家によってからとのことで日曜朝に現地集合となった。当初、北の原に宿るに適したトイレがあるとのことだったが、行ってみるとシーズンオフのためかトイレにはシャッターが下りていた。そのため西の原に移動したところ、駐車場・トイレ・幕営に適した建物がセットになって眼前に現れた。丑三つ時にローリングする奴らの爆音を除いては快適な宿泊場所であった。計らずも、17日は係が32歳になる誕生日であったため、善き男女がケーキなど買って来てくれており、大変にうれしく思った。持つべきものは山岳会の仲間かな。
 さて、日曜の朝、辺りが明るくなってみると西の原は焼け野原であることと三瓶は山頂まで雪がなくどこまでも枯れ草色であることが判明した。帰宅後新聞を読むと、ちょうど我々が行った17日の日中に野焼きを行ったそうである。それはともかく、予想以上に雪がないためピッケルは車中に残置して山に入った。本当に雪がない。西の原から男三瓶南の鞍部に上がったのだが、雪らしい雪を見たのは男三瓶山頂周辺と、北東斜面にわずかであった。男三瓶から女、室ノ内火口池、孫、子をすべて廻って西の原に戻って来たのだが、道は全て良かった。天気も曇りから時間の経過とともに良くなり、周辺の山々の様子も良く分かった。
 あえて参加者に苦言を呈すと、比較的新入の会員達はホント荷物を背負わないよね。池野さんは冬合宿で大バテしてメシも食えなかったと言うし、高田君も去年の春合宿でつらかったはず。なのに、わざわざテントを背負っているのは係、でかい石をゴロゴロ詰めてるのは神庭、うちらばかりさらに体力付けてもしょうがないでしょ。バテるっつーのは、パートナーに迷惑かけるんだから、こういう楽勝山行のときこそちょっと過重をかけて体を慣らしとかないと。沖本さんは重い荷物持つ前に、まずバランス良く歩けるようにならないとね。荷物持ってスゴイ転び方されると危ないから。
 ま、説教はこれくらいにして、そうそう、今回の例会の主目的は神庭君に「三瓶の魅力をわからせる」ことだった。三瓶と言えば、草原の山。孫三瓶と子三瓶の間で昼休憩をした我々は、横山御大のご指導のもと、宮重家の銀マと中島ザックを合体させた究極の芝コースターを作り上げ、こころゆくまで草滑りを楽しんだ。神庭君にいたっては、あらゆる姿勢で滑りまくり、十分に魅力をわかってしまったらしい。目的を達成して下山した後は、希望者のみ三瓶温泉に入って帰った。三瓶温泉「鶴の湯」入湯料300円也。うーん、ますます魅力に取り付かれちゃうね。今度は凧上げしなきゃな、神庭。
<コースタイム>3月18日 6時起床 7時半西の原出発 8時半男南鞍部 9時20分男三瓶 10時20分女三瓶 11時40分孫三瓶 12時15分孫子鞍部にて昼食 1時20分子三瓶 2時半西の原下山

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