三倉歩荷山行  (係)武田


武田

月日;7月3日(日)
参加者;赤井、川﨑
<山行計画>
 一人の夜歩きは怖いので、要申込みとしたが、事前連絡はなし。しかし、誰か来るかもと玖波駅で19時まで待ったが、やはり誰も来ず、またJRに乗り、家まで帰った。赤井さんと川﨑さんは屏風を想定してのロープワークをしたいということで、会員専用ページで知らせたとおり、3日だけの山行とした。
 朝、8時にマロンウォールに集合。朝方の集中豪雨のような大雨は止んでいたが、路面はびっしょり。やはり、岩登りは無理と判断し、瓦小屋山の縦走を開始。雨は止んだが、登山道にかぶっているシダや草でカッパを着ていても、あっという間に靴の中までぐっしょり。湿度100%の急登は、各自15~16㎏の歩荷で、熱中症になりそうなくらい汗がしたたり落ちる。中と外、両方から濡れて、熱中症になりそうだ。
 瓦小屋山の山頂からは岩が露出し、濡れていてすべりやすい。灯籠岩の大きな蜂の巣は落ちていてその残骸が散らばっている。ガスの中、景色は全く見えなかったが、時折吹く風が気持ちいい。三倉岳の一つ前のピークで、小休止。赤井さんが持ってきてくれた、氷ゼリーで生き返った。
 こんな日に登山者なんてと思っていたが、下の岳、中の岳の頂上では、昼食を摂っているパーティもいた。私たちも中の岳でゆっくりする。雲が湧いては風で飛んでいく気持ちのいい頂上だった。一番下の炊事棟で、岳連のクライミングスクールで来ておられた岡谷さんと夏の山行きの話をして、駐車場まで戻ってきた。
 昼からはセロでクライミングと思っていたが、蒸し暑さにやられてしまい、今日の山行は、ここで終了した。夏合宿前の、荷物を背負っての足下の悪い岩場歩きは、大切だと思う。体力と気持ちの上で、本番でのがんばりにつながると思う。
<コースタイム>8:10駐車場―登山道入り口8:35―P630分かれ9:15―三倉岳10:00~10:15―中の岳11:10~11:30―駐車場12:30
 

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