三倉岳(瓦小屋山~朝日岳縦走) 2004.5.23


吉岡 好英

マロンウォール前駐車場(8:50)—(9:08)瓦小屋登山口—(10:10)瓦小屋山(10:30)—(11:34)三倉岳—(11:50)夕陽岳—(12:00)中ノ岳(12:50)—(13:00)朝日岳—(13:05)Dフェイス(13:35)—(14:05)駐車場
行程 8.15km

 今日の例会は三倉岳の岩登りだが、歩きで参加する。駐車場で係りの溝手に今日のコースを告げて、一人で瓦小屋山へと向かう。駐車場から車道を下って、見えにくい瓦小屋山登山口と書かれた看板のところを右折する。この道路を進むと“瓦小屋山へ”の小さな案内板がある。よく見ないと見過ごすことがある。ここからが登山道だが細い道はコンクリートで舗装されている。この道は溝のようになっているので、大雨でも降れば川となり水が流れるに違いない。道はしっかりしているが両側から草や潅木が覆い茂っており、歩きづらい。緩やかな登山道がきつくなる頃、道は二手に分かれる。瓦小屋山の標識がある、右手への登山道をとる。棘のある潅木があり、新品の半そでシャツは容赦なく引っかかり、見るも無残だ。この道は尾根の稜線上なので間違うことはないと思われるが、上部はきつくなってくる。上部になると巨岩が道のそばに現れだす。これらを巻くようにしながら上がっていくと、瓦小屋山と三倉岳への分岐点がある。登るときだと見えにくいので注意が必要だ。ここから少し上がると瓦小屋山頂上へ出る。頂上は少し広くなっており、羅漢山や安芸冠山を見ることができる。今、登ってきた道を少し下り、三倉岳への縦走路に入る。縦走路は先ほどまでと違って、少しは歩きやすい。10分も歩くと巨岩上に出る。気持ちよい風が吹き、展望はよいが陽をさえぎるものがなく暑い。稜線上の巨岩を右や左へと巻きながら進むと大きな鞍部へと下る。ここからは登山道を登っていくと二等三角点の標識のある三倉岳頂上へたどり着く。少し下り、さらに登山道を大きく右に下るとAコース登山道・9合目小屋のある鞍部に到着する。鞍部を越え、少し登っていくと夕陽岳下に出る。登山道から夕陽岳頂上までは5分とかからない。夕陽岳頂上から見る安芸冠山と大峰山は見分けがつかないほどよく似ている。再び登山道の鎖場を下り、を10分歩くと中ノ岳へ。頂上へは鎖があるので安全に登ることができる。頂上は見晴らしがよく。先ほど歩いた瓦小屋山からの稜線や夕陽岳の頂上岩場がよく見える。ここで昼食のため、大休止。しばらくのんびりした後、朝日岳へ向かう。鎖場を下りBコースの鞍部に出る。朝日岳まで30mの看板だが、これは偽りだ。100mちかくはあるだろう。後は下るだけだが階段状の登山道は結構つらいものがある。ゆっくりと下っていると登山道沿いの岩場からザイルが垂れ下がっているが、誰も登っている様子はない。Dフェイスしたで溝手や名越、横山、三谷、神庭が休憩中であった。しばらく話をして登攀組と別れ、駐車場へと下る。

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