三倉岳クライミング


松林

2019年11月16日(日) 係:松林

<アルバム>

<行動記録>

佐伯の津田でも氷点下となるような寒い朝ではあったが、Bコース8合目に付く頃には体もちょうど良く温もってくる。ルーキー田野さんには8合目ポスト上部の初級者向けエリアを横山さんと宮重さんに招いてもらい、前回9月にそこを登った残りのメンバーは「ひなまつり」、「七五三」を登ることとする。

「ひなまつり」にトップロープを掛けてもう1人のルーキー西村さんにも登ってもらう。離陸すぐの箇所では手古摺ったが、そこを超えると案外スムーズに登り完登した。ジムでの練習の成果を体感していて楽しそうだ。吉村さんも登り終え、続いて「七五三」にトライするが、横クラックの核心部を超えられず腕がパンプし、A0でやり過ごした。

西村さんも核心部までで断念し、吉村さんが「腰が痛いけぇ上の見易いほうへ行く」とのことで、係も休憩を兼ねて田野さんの様子を見に向かう。細かい指導を受けながらもやたらと靴底をズリズリしてしまうので、その様子を横山さんに「田野スリップ」と命名されてしまう。それでも何とか完登したので達成感を味わえたのでは?

吉村さん、西村さんも上部で1本ずつ登り、係も腕が回復してきたので下方へ戻り、トップロープで「七五三」をトライすると、意外なほどにあっさり登れてしまった。

田野、横山、宮重チームは上部から撤収し、「ひなまつり」、「七五三」を登ってもらう。係の指示のミスで「七五三」ではギア回収で残置ビナまで回収してしまったので、残置ビナを戻すために“三度目の正直”でレッドポイントになった。

次のルートを選ぶ際に、宮重さんからは隣の「“成人式“が乾いとるなんて滅多にないよ!」と勧められたが、自信がないので「門前払い」へ。2人が早引きして4人になったが、ロープ1本で1人ずつ登る。ここは田野さんもノンスリップで完登するが、カムの回収の際には予定通り(?)に外す順番についてツッコミが入る。

最後はトップロープの状態で右へロープを振って「シェリー」にトライするが、核心部のムーブがサッパリ分からず3回のA0で収穫少なし。宮重さんは難なく登った。

(記:松林)

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