三倉岳クライミング


赤井美穂

4月29日(日) 
参加者 横山、武田、宮重(直)、三谷、神庭、川﨑、徳永、平本、保見、兼森、宗盛、入会希望(桑田・岡)、赤井(鈴)
 
 GW前半戦。3連休の中日に三倉駐車場に集まったのは、総勢14名(+1)。遠出にしなかったから集まったのか、クライミング好きが集まるとこうなってしまったのかは定かではありませんが・・・。

 天気もここ数日良かったし、人の多さに対応できそうだし、ということで今回は青白ハングに行くことにしました。お好きに登っていただいて結構よ部隊(横山・武田・神庭・三谷・徳永・平本・保見)、基本からみっちりと部隊(宮重新人担当隊長・兼森・宗盛・桑田・岡)、自分のペースでゆっくりと部隊(赤井母&娘)といった、広島山岳会99段階ステップアップ式学習システムでアプローチ開始。いやぁ、丸投げできる人がたくさんいるので、係としては楽ちんです。

 基本部隊は駐車場でロープワーク講習を終えてから。青白に来るまでに結構長いことかかったので、宮重新人担当隊長の厳しいも優しい?指導が繰り広げられていたのでしょう。先鋭部隊は、門前払い(5.7)やひなまつり(5.8)に既にロープをかけ、それぞれクラミングを堪能していました。その後、シェリー(5.10b)やみゆきのさしみ(5.10d)もトップロープになりました。
 
 さて、登りますかということで、みゆきのさしみをトップロープでしようとする係。それに対して「あれ?リードしないんですか?リードしてくださいよぉ」と明るく諌めてくださったK様。あなた様のご指摘、確かにその通りです。でもね、でもね、三倉の10dをオンサイトトライでリードする勇気、係にはありません。1ピン目遠すぎます。実際、1回目は離陸すらできず。あまりに離陸できない感じに、神庭君が「K朝鮮のロケットの名前、なんでしたっけ?」。そういえばそんな話題もありましたね。係は2トライ目で何やらしぼりだして離陸。技術立国日本国産ロケット1号になりました。その後何とか終了点まではいけましたが・・・。こりゃ、リードするまでに100回くらい練習が必要そうです。神庭君も何とか離陸でき終了点までたどりつき、国産ロケット2号になりました。チャレンジし甲斐のある楽しいルートでちょっと気に入りました。
 
 気づけばお昼すぎ。「昼御飯ですよぅ。」と声をかけて、モスクラックの前で昼食です。神庭君も来てくれているし、新人さんも多くなったことから、自己紹介大会しながらの昼食となりました。それにしても、人がたくさんいるなぁ。しかもなんだかみんなやる気。ちょっとうれしいです。
 
 昼食後は、場所やビレイをローテーションしながら、それぞれ気になるルートをトップロープ大会で登りました。みなさぁん、陰のお題「スラブの立ちこみ・足遣い」、少しは身に付きましたか~?「足首、固っ」なんて指摘もしつつ、少しはコツがつかめたのではないでしょうか。足遣いがうまくなると登りが変わってきますからね。頑張りましょう。
 
 楽しい時間はすぐに過ぎ、16時を過ぎたころから回収モードに突入。みゆきのさしみは直子さんがさくっと回収。さすがですね。去年の新人さんたちは「一期生」、今春からの人は「二期生」なんてカテゴライズされつつ、それぞれ熱心で、「さっき登ったところ、もう一度みせてください。」、「これはどうするんですか?」、「ちょっとしてみてもいいですか?」なんて、登り方やらロープの片付け方やらいい感じに学んでいる姿がすてきでした。

 下山の時も15人ぞろぞろ歩く姿に、今年の山岳会はなんか活気があっていいなぁとニンマリしたのは係だけではないはずです。また、登りに行きましょう。

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