三倉クライミング


宮重(直)

11月29日
参加者 横山、武田、神庭、元広、宮重(栄)、会員外(T,J)

参加者が数人確保できたので、前夜から入ることにした。
キャンプ場では辛酸をなめてきたので、今回は堂々と駐車場にテントはるのだ。

さて、鍋の準備が始まってすぐに横山さんは舌好調である。それもそのはず、今回入会希望で参加は20代の女子一名。でるわでるわおやじギャグ。自分のお父さんとどっこいドッコイ。と言われても勢いは止まらないのだ。

さて、週間予報のかさマークが消えて、天気はくもり。しかし、寒い。
当日朝、会員外のジェフが合流し、8人で青白へ。青白取り付きにはすでにザックが置いてあり、先客が居るようだ。
今日は、メンバーからいって、宮重(栄)、神庭がかけたトップロープにみんなでぶら下がる、という式が出来上がった。門前払い付近でアップしている間に、神庭―元広のパーティをスーパーチムニートップロープ工作部隊に任命する。スーパーチムニー・・・今回、神庭君の心を奪ったこのルート、グレードは5.10b。オフィドゥス。出だしから5メートル~10メートル付近が微妙な広さでプロテクションが取れない。その後、半身での奮闘が始まるのである。まだ?まだ?というくらい奮闘は続く。そして終わってみれば両膝小僧とくるぶしには血がにじみ、ひじの上辺りはヒリヒリ、ゼーゼーハーハー身体全部がだるーい、という三倉ならではのルートである。今回、係の指示により、二人はノーマルチムニーを1ピッチ登り、左へトラバースして目的地にたどり着いた、そう、スーパーチムニーの終了点。
アップを終えた一同は兵隊チムニー取り付きテラスへ大移動。チョッと狭いけど日当たりのよいテラスに集結してトップロープ大会だぁ。しかし、太陽は現れなかった。しかも、どうよというほど風が吹きぬけるポイントだった。

ここからはぶら下がりながら割れ目と格闘。奮闘する人、叫ぶ人、黙々と登る人、その中でも横山父さんの暴走は止まらない。全員がご馳走様というところで終了としたが駐車場着は一番最後、今日の三倉はいつにもまして賑やかだったようだが我々はいつもと変わらず充実した一日だった。一言つけくわえるとしたら、寒かった。痛かった。

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