七福神めぐりと牛田山  (係)武田


武田

月 日 12月27日(日)
参加者 古屋田、野田(岳・あ)、入会希望(倉嶋)
<行動記録>
 今年最後の例会山行である。二葉の里七福神めぐりは、最近初詣コースとして紹介されているのだが、1年の締めくくりとして、今回例会山行として、計画してみた。どの神社仏閣も立派なもので、今までお参りをしたことがなかったのが、本当に残念であった。
 集合場所の広島駅北口に出てみると、竹本さんが出勤前、わざわざ来てくださっていた。途中から参加と伺っていた古屋田さんも来られ、入会希望の倉嶋さんもそろい、6人で、ホテル、超高層マンションが建ちつつある広島駅北口の話をしながら、ひかりまち歯科まで歩く。小児歯科医院では、中まで見学させていただいた。これから患者さんの治療がある、竹本さんと別れ、聖光禅寺へ向かう。
 二葉の里歴史探訪の散策道として、二葉山山麓の広島七社寺に七福神をおまつりしてある。布袋様をおまつりしている聖光禅寺は、曹洞宗の禅寺で、石庭もある立派なお寺である。次は、大黒様がまつってある、国前寺。その次は、尾長天満宮。赤い登竜門や菅原道真が腰掛けた石などあり、合格祈願の絵馬もあり、これから忙しくなるのだろう。ここには、寿老人がおまつりしてある。
 鶴羽神社には弁財天、明星院には毘沙門天、饒津神社には恵比寿天がまつられていた。数百年広島の鬼門を守り続けて来ただけに、大きく立派な建物だったことを説明する案内板が設置されていた。しかし、饒津神社に被爆の跡を残す松の切り株が大切にされていたが、原爆でどの寺社仏閣も焼失は免れられなかったそうだ。
 最後に、東照宮にお参りをする。福禄寿がおまつりしてある本堂裏から、たくさんの赤い鳥居をくぐって急坂を階段で登ると、金光稲荷神社に出る。二葉山に上がり右にとると、仏舎利塔に出た。昨日からの黄砂で広島湾の島々が霞んで見える。
 車道を急下り、天神峠を越え、マンションの左から裏に回り込んで、縦走路に入る。冬型だったが、だんだん気温も上がってきたこともあり、尾長山までの超急登で汗が噴き出してきた。ここからは、暖かい日差しを浴びての快適な尾根歩きとなる。山科鳥類研究所の常設のかすみ網の脇を通って、牛田山に向かう。P176の四等三角点で小休止をとる。中山口、戸坂南口に分ける道を過ぎ、左の巻き道を通って、牛田山山頂に着いた。
 山頂からの眺めも良く、のんびり昼食をとる。しかし、12月。気温も8度で、日陰ではやはり寒くなり、最後の不動院を目指して下る。戸坂くるめ木の標識から左に折れ、小谷まで急下り、パイプの水場を通り過ぎると住宅地に出る。住宅地を抜け、不動院まで車道を歩く。名刹不動院にお参りをし、仁王様と記念写真を撮って、今日の三幸参りを終えた。
 午後から天気が崩れるとの予報だったが、皆さんのお陰で天候にも恵まれ、楽しい忘年登山が出来ました。ありがとうございました。
<コースタイム>広島駅北口9:00―聖光禅寺9:20―国前寺9:30―尾長天満宮9:40―鶴羽神社10:00―月光山明星院10:10―饒津神社10:15―広島東照宮10:30―尾長山11:20―P17610:35―牛田山12:05~12:30―不動院13:10

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