スキー登山・天狗石山


吉岡 好英

2007年2月10日~11日
 2月10日 安佐動物公園前に20時前集合。2台の車に分乗し、北広島町大暮に向かう。芸北文化ランドスキー場あたりでは雪が舞っていたが、少し高度が下がると雨になる。大暮の最奥民家があるところに着くと、いつもならここで車を降りて歩きとなるのだが、暖冬の今年はこれから先の道路にも雪はない。今夜の降雪を気にしながらも、車を深山へと走らせる。道には少し雪があったが、深山の尾関神社付近まで車で入ることができた。1時間の時間短縮となる。22時ころにはヒュッテ安佐山に入る。中はしばらく使っていないのでカビだらけ。手分けをして掃除をする。これで今夜の宿泊料は無料とする。日付が変わるまで話し込んだ後、女性は2階で、根性なしの男性は1階のコタツにもぐりこんで寝る。
2月11日 6時30分ころ、電池の残量が少ない無線機のスイッチを入れる。8時ころ、金ちゃんが大暮まで来ていると無線で連絡が入る。彼も天狗石山登山口まで車で入り、山小屋へ来る。前夜組みは雨を予想していたので、装備は車に置いてある。金ちゃんには先に出発してもらい、登山口に置いてある車で準備をする。雪が少ないのでフリートレック。Mさんは山スキーを新調したので、これを使う。天狗石山無線中継所までは長い車道をシールを着けて上がる。今日の雪質ではシールに雪が付着するだろうと予想していたが、案の定Mさんのシールはダンゴ状態になる。雪を落としワックスをかける。先発した金ちゃんに追いつく。ほどなく無線中継所が見えてくる。道路はここまでだ。樹林帯に入るが小さな潅木は結構覗いている。大きな岩を回り込んむと天狗石山頂上へと出る。少しガスっているが、これ以上悪くはなりそうにない。記念写真を撮った後、スキーを履く。雪面の状態は最悪だ。それでも板は脱がないことを伝えて滑り降りていく。雪は少なくブッシュだらけだが、それなりに面白い。慎重にコースを外れないよう高度を下げていく。山スキーのMさんは板が長いので苦労している。ブッシュの隙間を探しながらの格好は苦労するが、暖冬の今年は仕方ない。小さな沢には水まで流れている。ここの石は苔がついているので履いたまま渡る。昨年快適に滑った伐採地にでる。ここで昼食とする。天気は持ち直し、ピクニック気分だ。再び板を履くが、雪は少なく、石などが覗いている。滑走していると度々、ガリガリの音がする。天狗石山荘まで300mくらいのところで、雪がないので板を脱ぐ。それぞれ板をザックにつけて下山する。車を置いてある登山口へ帰ってくる。
装備を片付けた後、昨夜から話していた蕎麦どころへと車を走らせる。1軒目の本命の店は本日休業。カーナビで検索して、指示通りに走っていく。こんなところにと思うようなところに案内される。この店は人に聞いただけでは見つけることは難しそうだ。営業時間は14時まで。2分オーバーしていたが、交渉して蕎麦にありつくことができた。モリソバだけだが実に美味い。また来る価値はある。芸北方面に行かれたら寄ってみてください。裏切られることはないと思います。(雪花山房・達磨)
ソバを食した後、ここで解散とする。
天狗石山登山口(9:08)ーーー(10:55)天狗石山(11:15)ーーー(12:40)登山口

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