クラ技第1回 三倉


宮重(直)

4月29日

参加者 赤井、宮重(栄)、名越、横山、入会希望1名

今年度第1回目のクラ技。天気は最高。で、参加者は・・・定時集合したのは、気ままクライマーの宮重(栄)、お仕事疲れ気味の赤井、入会希望クン、講師の(係)の4人。朝がめっぽう弱い名越さんと夜勤明けの横山さんをロープワークでもしながら駐車場で待とうかともおもったが、何しろ寒い。見捨てて(ゴメンね、横山さん)青白へとあがることにする。

先客は3人、1パーティ。我々はハング下でロープワークの復習を始める。

まず前回の復習。普段のクライミングではあまり使わない結び方を思い出しながらやってみる。ピンと来ないのは普段フリーオンリーの栄作君。さて、次はロープをハーネスに・・・ここで悪魔達のささやきについつい反応してしまった赤井ちゃん。ハイ今年こそ身につけよう
 
その① ロープを結ぶときは話さない、話しかけない

これ、簡単そうですがなかなかできていません。やはり意識しないと直らないのです。ロープを結んだところで、シチュエーションはいきなりリード者の終了点。さあ、立木しかない。これでロワーダウン、あなたならどうする?コールはどうかける?セカンドがフォローする場合など、考えられる場面をいくつか出題、悩める赤井ちゃん。しかし、この悩む時間、必要です。安全な方法を頭の中で探してるってことですから。こういうときにしっかり悩んで、本番では身体が勝手に動くようになればよいと考えるのです。

こういう場面ではさすがに栄作君はツヨイ。不必要な動作やコールを省き、正解かどうかはわからないけれど、はやい。簡潔。確かに使える。しかし、これをそのまま真似しては大変なことになる気がします。なぜ、そうしているのかを考えてから、使うべきです。それはやはり基礎、基本があってこそ。何をおいても安全な方法、それが基本です。

かなりテキトーな思いつきで講義をしてしまったが、最近のクラ技参加者の傾向は中年、おっと中堅。習うより慣れる、慣れてしまったところを見直すをテーマに今日はやってみました。

さて、天気も良いし、登ろ、登ろ。とエンジンがかかったところで名越さん到着。まずはアップがてら、門前払いとシェリーにトライ。久々のナチュプロリードに赤井ちゃん少々縮み気味。久々のドスラブリードにかなり嵌り気味の栄作君。そうこうしているうちに夜勤明けの横山さんが到着。その後、兵隊クラック、やがて少女も、などをトップロープにしてさわりまくる。おじさん3人が登る岩ひばをみて入会希望君はかなり触りたそうでしたが、これはリード&フォロー、しかもラッペルつきのルートなので、入会までは連れて行けない。こんなおいしいニンジンをぶらさげてみた意地悪な(係)でした。

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