クライミング技術講習会第5回机上講習会報告


宮重(直)

7月20日 山嶺の集い後

講習内容は、「チムニーの形状と登り方、懸垂下降のシステムと手順」

ボンジュール、私事で遊び歩いていた講師です。クライミングロープも1ヶ月さわっていません。ましてや前回チムニー登ったのはいつだったかなあ・・・そんなわけで、チムニーの説明っていっても、痛いよ、しんどいよ、日曜日にやってみようね、おしまい。

さて、次の懸垂下降は真面目に。とっても重大な事故につながりやすい部分なので経験者は再確認のつもりで、初心者はそのシステムを覚えるのではなく理解してもらいたかったのですが・・あらあら初心者いないじゃん、といことで、これもシステムをザッと説明してながしました。この机上講習で下降器のセット、その前後の安全確保までを実習しておきたかったのですが、残念。続いて懸垂下降での事故例をA4びっしり詰まったものを配りました。普段予測してないことや、こんなこと自分はやるはずない、というようなことで事故が実際に起きています。そしてそのほとんどは生命に関わる重大なものです。自分自身のことはモチロンですが、懸垂のシステムをパーティ全員の目で確認できる日がくれば事故をおこす可能性も低くなっていくように思います。

さて、新人諸君、そういうことなのでせめて下降器のセットくらいは市販の技術書等でイメージトレーニングしておいてください。

クラギ新人参加者:川﨑

コメントを残す