アイゼントレーニング(天応) (係)三谷


本谷

月日:2019年12月8日(日)
参加者:横山、吉村、阿部、西村、田野、田中、桑実

<山行記録>
冬山に備えて、天応烏帽子岩山でアイゼントレーニングを実施した。
岩稜歩きを想定して、岩場の登下降を中心に行った。
8:30墓場に集合する。出発前に冬山装備の確認とアイゼン歩行の有無を確認した。ピッケルバンドや登攀道具について、吉村さんからいくつかの注意点があった。
まず、登山道を外れて最終堰堤から沢(本谷)に入る。アイゼンとハーネスを装着して沢を遡行する。
よく磨かれた花崗岩はスタンスが乏しくよく滑る。

本谷の遡行
本谷の遡行

F1から2ピッチほどロープを伸ばす。横山さんをラスト、西村さんに2P目のフォローしてもらう。固定ロープを伝って随時登ってもらう。
ロープ無しでも登ることができるが、それでもスリップする場面も見られた。
最後は、シダとイバラの大藪を漕ぐ。鎌を持った吉村さんが道を切り開く。100メートルくらい進むと明瞭な踏み跡に出た。
銀座尾根の基部で一息つく。今日は春のような陽気でゲレンデはクライミング客で賑わっている。我々は衣替えをして冬支度。
次は、アイゼン尾根を登る。アイゼンとピッケルを駆使して岩場を越える。
岩稜が終わったところで往路を下る。途中の垂壁を使って懸垂下降の訓練を行った。

懸垂下降

登りより下りが難しいということを体感してもらった。スタンスをよく確認せずにごまかして下っているといつか怪我をする。アイゼンだと尚更、クライミングをする前に、いろいろな地形の山をよく歩くことが基本である。