開聞岳を変更し、陶ヶ岳クライミング  


武田和美

日時  11月22日(土)~23日(日)
参加者 横山、宮重(直)
<行動記録>
 20日の夕方、メールが・・・。高田さんは風邪、赤井さんは鈴ちゃんが40℃の発熱のため、参加できないとのこと。3人での鹿児島行きは、肉体的にも経済的にも負担が大きく、鹿児島山行を陶ヶ岳に変更した。
 22日、10時半、夜勤明けの横山さんを乗せ、デリカは一路、陶ヶ岳へ。大野から山口南まで乗ると休日半額割引きになる。高速脇のバイパスは大混雑。大野ICまではとても時間がかかったが、やはり陶ヶ岳は近い。12時には着きそうだ。昼食は早めに佐波川PAですませ、岩場に2時前には着くことが出来た。
 どこを登ろうか、広場に行ってみると、シンサク(犬)を連れた石田さんご夫妻がおられた。しばらく岩場のことを伺って、足ならしに、ひな壇へ。直ちゃんが取り付く。暖かいと思っていたが、ここは風が抜け、寒い。寒さのためかいつもの華麗な動きがない。でも、なんと言っても直ちゃん。トップロープをセットして、下りてきた。横山さん、武田がその後を登る。だんだん陽がかげり、体が冷え切ったこともあり、南峰デピュタンを登って、22日は終了とした。
 いつもの千坊川砂防キャンプ場へ。山口の少年サッカーチームと一緒になったが、テントの中で煮炊きする私たちを物珍しがって、覗きに来る子どもたちとおしゃべりしながら、夕食をとる。
 翌朝は、朝もやがかかり、天気が良いことを約束してくれる。クラッカー&ビスケットを登っていると、犬の鳴き声が。石田さんご夫妻が来られた。回転木馬を登る。直ちゃんが登り、トップロープにしてくれる。2ピン目から右にトラバースをしていくのだが、足をうまく入れ替えることが出来ず、指がはずれると振り子状態になり、元の位置まで戻るも一苦労。何回チャレンジしただろうか。腕がパンパンになり、ここで下りる。横山さんは腕力でクリア。次のくじら館へ。石田さんお勧めのルートである。直ちゃん、10bをオンサイトでさくっと登る。私はというと、左に右にうろうろしながら、だましだまし、どうにか終了点にタッチして終える。横山さんもトップロープにして登る。
 昼食後、石田さんやそのお仲間たちが、アルピナの門近くに集まっておられ、クイック&ドローがついたままになっている。了承を得て、直ちゃんがトライ。細かいホールドを拾って、3ピン目をクリップするところが核心なのであるが、右の壁に制限があり、身長が低い者にとっては、難しそうだ。でも、終了点まで登ってトップロープにしてくれた。横山さんがチャレンジしたが、2ピン目でダウン。ロープを片付け、易しいルートに移動しようとした時、もう一人別の方が苦労されているのを見て、ルートを作った石田さんご自身がお手本を見せてくださった。見事!あまりに速すぎて、私にはどのホールドを使われたのかわからなかった。一度は宿題と思っていた直ちゃんだが、それを見て、再度チャレンジを!さすが、直ちゃん、マスターではないが、さっと登って、ロアーダウンして下りてきた。今日はここで、終了とした。シンサクがしっぽを振って、別れを惜しんでくれた。
 高見を目指すこと、そのための努力を惜しまないこと、直ちゃんのがんばりに、ぜひ、若い人たちはついてきてほしいと思う。
 

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