浦石峡 沢登り


松林

2019年6月23(日)  係:松林

参加者:吉村、上田、西村

<アルバム>

<行動記録>

車2台で寂地峡に集合し、林道を上って1台を木目の滝側へデポ。1台で入渓地点へ向かう。

浦石峡に掛かるR434の橋の手前の駐車スペースから、宇佐川へ向けて尾根を下る。が、最後で行き詰って懸垂下降。降りてみると、尾根より下流側の斜面が緩く、充分な立ち木もあって後悔する。下流へ少し進んだ屈曲部が浦石峡との出合。廊下を5分程進むと淵とF1に差し掛かり、上田さんトップで突破する。淵を泳いでからの取付きの一手が少し難しい。続く淵と小滝も突破し、再び廊下を進む。中国自動車道の橋を潜る辺りから退屈な川原歩きが続く。

暫く進むと2段のF4が現れ、泳いで1段目に取付いて登ったところに皆を集める。2段目も泳いで左岸側から取付き、小さいスタンスに乗ると残置ハーケンとリングボルトに手が届く。チムニー状で、背中を側壁に押し付けてレスト体勢が取れる。スリングに足を掛けて乗越し、岩を支点にして後続を待つ。

全身が濡れて体が冷えたので、少し先の日当たりの良い場所で一休みする。F5はフリーで取付いたが、最後の乗越しが微妙で、残置支点を保険にして登る。F6(アベウシの滝)は厳しそうなので左岸側のリッジから高巻きを図るが、パーティ内での落石で西村さんが口の上に裂傷を負い、ハンカチで口元を覆って止血しながら進んでもらう。落石の流路の想定や先行者との距離の取り方など、こちらとしても配慮が不足していた。

F6から30分弱でF7(コヤの谷の瀬戸)。体の冷えと、この登攀がケガ人には気の毒なので、右岸側から高巻く。降り口が不安定だったが、スリングなどでやり繰りして沢に復帰。F8(?)は見易そうなので、登りたい人だけでフリーで登る。取水口のある堰を過ぎるとすぐに落差の大きいF10(下木目の滝)。左岸側の棚から階段上の岩壁を登るが、コース取りが悪くロープが酷いジグザグになったために途中の立ち木でピッチを切り、木を伝って左岸側を登る。「大人の足跡」を過ぎると駐車地に出る。

“充分満足”の吉村さんと西村さんはここで切り上げ、きれいな滑床を上田さんと進む。上木目の滝を左岸側から横切って登り、滑床を暫く進んで赤い橋のある登山道入口で遡行終了とした。

(記:松林)

<コースタイム>

9:15 駐車地出発 → 9:35 浦石峡出合 → 10:05 F1通過 →10:20 F2通過 → 10:45 F3?通過 → 11:20 F4通過、休憩 → 12:10 F5通過 → 12:25 F6 左岸側を巻く、落石に注意! → 13:00 F7 右岸側を巻く → 13:15 廊下歩き、F8不明 → 13:25 F9通過 → 14:10 取水堰 → 14:45 F10 左岸側を巻く → 15:15 上木目の滝 → 15:25 赤い橋にて遡行終了 → 着替え、車回収 → 16:30解散 (記:上田)

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