天応(その2)


保見

日程:2014年9月21日(日)
参加者:兼森、田村、吉村(太)

昨日に引き続き、今日も天応に来ている。若干、昨日の疲れが残っている。
2日連続でアタックし、上に抜けるというのがこの週末の目標であったが昨日の状況からすると今日のメンバーでは無理である。カムやハーケンを使った確実な支点工作が出来なければ上には進めない。田村さんも吉村君もマルチ初心者のため、もう一度システムの再確認を行うことにした。幸い、マンツーマンとなり、みっちりと?指導ができる人数である。今日を最後に初心者を卒業して欲しい。

保見-吉村、兼森-田村に分かれて実際の流れで登って懸垂で降りてくる。動作にあやふやな部分がある。当然ながら流れるようにはまだいかない。あとは反復していくしかない。降りた後は岩壁横でハーケンの強度を確認する。自分で打ってみる。どの程度叩きこめばどの程度効くのか、その時の音は。体験しなければ分からない。自分の体重を掛け、さらにもう一人の体重を掛けてみる。ハンギングビレイと同じ状況を作りハーケンの効きを確かめる。ちゃんと打てば意外に効く。ただし、あくまでも静荷重での話である。「どっかーん」と落ちれば「スパーン」と抜ける。(だろう)だから落ちてはいけない。

カムも同様に試す。自分がセットしたカムにぶら下がれるか。抜けても誰にも文句は言えないのだ。落ちれば自分のせい。日頃から使っていないと信頼できるものではない。次に昨日のハンギングビレイを思い出し、田村さんと吉村君に実際にやってもらう。リードで登り、途中で支点を作り、フォローを上げるという流れである。
リングボルト2本、残置ハーケンを使ってまずは支点構築である。いつも見慣れた頑丈な終了点はない。おまけに足場もなく、ぶら下がった状態での作業である。いつもやっている作業も複雑に感じたはずだ。フォローがセルフを取り、ツルベで登れない想定でロープの受け渡しを行って終了とした。そして仕上げはここからどう降りるかである。
高さは無いといえ、クライムダウンはできない。どうすれば下降出来るかを考えてもらった。午前中にやった「登って降りる」と基本的に同じはずであるが、状況が変われば全く違った感じに思えたことと思う。

三段ハング攻略の週末が濃厚な講習会で終わってしまった。これはこれで仕方が無い。一緒に行ける仲間を増やすことも山に向かうための重要なステップである。
数年後には軽く追い抜かれることだろう。しっかりと今のうちに恩を売っておけばきっといいことがあるだろう。(冗談)
帰り際の「今日は来て良かった」という吉村君の言葉に山岳会の未来を感じた。
事故、怪我のないように自分の山を見つけていって欲しい。

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