三国山でホワイトアウト (山スキー個人山行)


島本

日時:2月7日(土)夜~8日(日) (係)吉岡
参加者:吉岡、竹本、桑田、島本
     会員外:Oさん、Sさん、Tさん、Kさん、Mさん

<山行記録>
今回で2回目の恩原三国山。昨年、快晴の中、真っ白な斜面を滑り降りた記憶がまだ新しい。今年は行く前から予報は降雪。半ば好天を諦めての出発となった。
 前夜は美作追分PAで、山岳会メンバーとOさん、Sさんで小宴会。普段ご一緒できない大御所と同じテントで過ごせるのは吉岡さんのおかげである。ありがたい。そして、その夜は竹本さんの、快適に寝られるように作り変えられた豪華デリカ号で車中泊をする。
 当日は5時半起床、奥津温泉道の駅でTさん、Kさん、Mさんと合流してバス回転場へ向かう。天候は曇り。時々、パラパラと雪が舞う。
 バス回転場で準備をし、1列になって林道を順調に登行していく。昨年は尾根取り付きからのシール登行が難しく何度かずり落ちたのだが、今年は苦労することなく稜線へ上がることができた。進むにつれ青空が見え始め、純白の絨毯の上に真っ白な満開の桜をまとった綺麗な木々たちが青空をバックに輝いている。この光景をみんな思い思いに満喫した。
 途中でTさんが何度か雪崩弱層テストを行っていた。「人がやるのを見ているだけじゃダメ。自分で何度もやって経験を積んで」と真剣に説明をしてくれた。
 残念なことに三国山に着く頃から黒い雲が近づいてきて、山頂に着いた時には雪が降りガスが出てきた。お昼を食べ、滑走準備を終えた頃には視界も悪くなり、30m先も見え難い。これがホワイトアウトか?雪面の状態も見え難く、メンバーがはぐれないよう、コースを迷わないように声を掛け合って少しずつ滑り降りていく。鞍部からP.1200mへ向けて板を担いで登りかえすのだが、どこが鞍部かも分からない。TさんがGPSを確認しルートを修正しながらどうにかP.1200mと思われる地点まで上がった。
 未だにガスは晴れず、このまま樹林帯を滑って降りなければならない。リーダーの吉岡さんやサブリーダーのTさんの声を頼りに、谷に降りないように進んでいく。しかし、気がつけば吉岡さんとTさんがいなくなってしまった。Sさんが無線で呼びかけると返事があり、既に下っており登りかえすのは不可能なのでそのまま降りるとの事。リーダーとサブリーダーを失った残りの7名は、急きょサブサブリーダーに昇格したOさんの、「こっちじゃろ」の地形を読んでの的確な指示に従って、山スキー不慣れな私でも安全に降りられる斜面を下っていき、無事林道へ降りることができた。その頃には天気も回復し陽光が降りそそいでいた。
 林道を下る途中で、はぐれたTさんとは合流できたが、吉岡さんがおられない。無線では先に下山しているとのことなので、林道の滑降を楽しみながら駐車場を目指した。しかし、駐車場に着いても吉岡さんはおられず、少し経って下山された。どこですれ違ったのだろう?
 今回、GPSと無線機のおかげで全員無事に下山できた。山スキーはあっという間にはぐれてしまう。GPSと無線機は個人装備だと吉岡さんに何度も言われている。(もちろん雪山三種の神器は当たり前) 吉岡さんも私たちが自立して山スキーへ行けるように望んでおられるのが分かる。そろそろ腹をくくらないといけないですよね・・・。

<コースタイム>
バス回転場(8:17)→尾根取り付き(9:45)→P.1192m(11:28) →ギラガ山(11:48)→(12:44)三国山、滑走準備→P.1200m(13:17)→バス回転場(14:32)

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