クラ技③ 三倉


宮重(直)

6月2日
参加者:平本、川﨑、横山、島本、桑田、元廣、松林

まだ降ってる、まだ降ってる。で結局朝になっても雨は止まず。じゃあ、歩荷ですかね?という頃合なのだが、歩荷好きの島ちゃんの様子がおかしい。歩荷しない方法を探しているそうだ。「だって、登りたいんです。」う~ん、気持ちはわかります。しかし、山岳会はあきらめも持ち前。午後からでもクライミング可能な装備をザックに入れて、カッパを着込んで出発しましょ。

本日のコースはいつもの駐車場からそのまま車道を1時間歩き、札が峠へ。そこから山道に入り北側から三倉の三角点へ。枝がかぶり気味のところもあるが尾根通しなので道はわかり易い。読図指導は先頭集団にお任せで最後尾をホケッとついて歩くのである。先頭は桑リン、時々叫び声が聞こえて来るけれど、最近あまり気にならなくなってきた自分が怖い。しかし予定外は雨がなかなか止まないこと。一度小休止してエネルギーを補給したが、止まっていると寒い。

ところで、三倉は今年に入って何度か来ているが、まだピークは踏んでない。しかも三角点となると、それ以上に踏む機会が少ない。そんなわけで瓦小屋への縦走路に出たところで三角点を探して少し逡巡してしまった。こんな時は元気の良い若者が偵察、しばらくすると「ありました~」めでたく三角点へ。しつこい雨はまだ降り続けているので、ここは最短コースで駐車場まで戻ることにした。すぐに見慣れたAコースにでて急で濡れた階段を用心しながらくだり、炊事棟で一旦解散した。

ここからは、車に戻り全員上下更衣して昼食タイムをとる。洋服や装備が濡れるということはこんなにも身体にダメージを与えるということを再認識。しかし、濡れていない20代、その差はなんだろう?高級武装か?基礎代謝か??
その後、自主参加でロープワークを行った。

終了点を2つ作り、さあ!!!しかしその前に立ってみて、「私は今、どういう状況???」道具の使い方はネットなどでも検索できるが、そのシチュエーションとなるとやってみないことにはわからないものである。しかも、それが頭に入っていないと本番でトンチンカンなことになってしまう。
自分の疑問点やわかっているつもりの部分を実際にやってみたというだけの今回、ロープワークというにはお粗末でしたが、得るものはありましたか?

駐車場出発8:40~札が峠9:30~三倉岳三角点11:25~炊事棟解散12:30
自主参加ロープワーク終了15:00

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